2012/03/09 ゆっくりと…日本丸が「東京ゲートブリッジ」を初通過

世界最大級の帆船「」(2570トン)が、平成24年3月8日に、「東京ゲートブリッジ」の下を初めて通過しました。向かい合う恐竜のようなユニークな形が特徴の東京ゲートブリッジは、羽田空港が近いので、橋の上を飛行機が飛ぶことを考慮した空域制限の98.1m以上にすることができず、最上部が87.8mです。また、橋の中央部の下はコンテナを積載した大型貨物船が通るために、海面から54.6mの高さまで空間を確保しなくてはいけませんでした。このような難しい条件をクリアしなければならず、吊り橋や斜張橋ではなく、三角形に繋いだ鋼材を組み合わせて橋桁の荷重を分散するトラス構造が採用されました。

 

東京ゲートブリッジは、水面からの高さが54.6メートルまでの船が通過できます。日本丸はマストが約50メートルもあり、通過するにはぎりぎりの高さなので、帆を張っていないマストが道路をかすめるかのようにゆっくりと進みました。その様子は、
東京ゲートブリッジの巨大さを改めて思い起こさせてくれます。

 

また、日本丸には、船の運航技術を学ぶ高等専門学校の実習生ら約170人が乗船していました。平成24年1月14日に東京港を出発、米ホノルルへの遠洋航海を終え東京港へ戻ってきました。東京ゲートブリッジは、外国から帰って来た生徒たちを迎え入れるように、“東京港の表玄関”としての役割も果たしてくれました。

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